iOSとAndroidのアプリアイコン:元画像、マスク、書き出しの違い
iOSとAndroidのアイコン素材を比較します。Xcodeのアセットカタログ、アダプティブレイヤー、安全領域、Google Play用画像を区別して準備しましょう。
検証範囲:資料と出力構造は2026年9月20日に確認しました。完全なプロジェクトは10月1日にビルド済みです。10月2日に独立したiPhone 17/iOS 26.5とAndroid API 36シミュレーターでインストール、起動、アイコン表示を確認しました。実機の動作やストア審査の結果を示すものではありません。
iOSのアプリアイコンとAndroidのランチャーアイコンは、同じシンボルを使えても技術的には別の素材です。iOSはアセットカタログ内の高解像度画像から表示のバリエーションを管理できます。Androidのアダプティブアイコンは前景と背景を分け、ランチャー側でマスクや効果を適用します。
このガイドでは、それぞれの役割とファイル構成を比較します。個別の寸法を調べるときはアイコンのサイズガイドを併用してください。
イラスト:独自の生成概念図です。画面、顧客成果、プラットフォーム検証の記録ではありません。
まず、小さくても見分けられる元デザインを作る
プラットフォーム向けの処理を加える前に、きれいな元データを残します。共通にするのは、主役となるシンボルや短いイニシャル、背景とのコントラスト、周囲の余白です。ホーム画面で消える細かな装飾を増やしても、アプリの識別には役立ちません。
1024ピクセルの大きな画像だけで判断せず、小さな表示と実際の背景で確認してください。輪郭や文字が読めなければ、サイズを書き出す前に構図を直します。共通のデザインと、各システムが要求するファイルを分けて考えると、更新時も整理しやすくなります。
iOSはアセットカタログを使い、外形をシステムが適用する
Appleは、iOS・iPadOSのアイコンのバリエーションに1024 × 1024画像を使う手順を説明しています。Xcodeでは通常AppIconというセットをアセットカタログに置きます。外側の表示形状はシステムが扱うため、元画像に角丸の外形を焼き込まないでください。
現在のAppIconGeneratorのiOS出力は、ローカルテストで次の構成を確認しています。
iOS/
├── AppIcon.appiconset/
│ ├── AppIcon-1024.png
│ └── Contents.json
├── AdditionalSizes/
│ └── ...optional PNG sizes
└── README.txtContents.jsonは1024画像をiOSのユニバーサルアセットとして宣言します。追加のPNGは、必要なプロジェクト向けに別フォルダーへ入ります。アセットカタログのユニバーサル画像の代わりに使うものではありません。
この出力はダーク表示や色合いを変更した表示を自動生成しません。AppleにはIcon Composerを使う新しい手順もあります。対象OSとXcodeのバージョンを確認し、フォルダーを作っただけで申請準備が終わったと判断しないでください。
iOSアイコンジェネレーターでマスクを比較し、ローカルの素材フォルダーを準備できます。
Androidのアダプティブアイコンは前景と背景を分ける
Androidの案内では、各レイヤーに108 × 108 dpのキャンバスを使います。中央の66 × 66 dpが、対応するマスクで切り取られない安全領域です。外側はランチャーのマスクや動きに使う余地になります。
可能ならシンボルを透明な前景として用意し、背景はそのレイヤー全体を埋めます。大切な文字や細部は安全領域に収めてください。角丸四角だけに合わせず、円など別の形でも確認します。
現在のアダプティブ書き出しには、密度別PNG、従来形式の画像、Android 8.0以降向けのXML参照が含まれます。
Android/
├── res/
│ ├── mipmap-mdpi/
│ ├── mipmap-hdpi/
│ ├── mipmap-xhdpi/
│ ├── mipmap-xxhdpi/
│ ├── mipmap-xxxhdpi/
│ └── mipmap-anydpi-v26/
│ ├── ic_launcher.xml
│ └── ic_launcher_round.xml
├── play_store_512.png
└── README.txt各密度フォルダーにはic_launcher.pngとic_launcher_round.pngがあります。アダプティブモードではic_launcher_foreground.pngとic_launcher_background.pngも入り、XMLがその2つを参照します。
Androidアイコンメーカーで前景の倍率、安全領域、各マスクを確認してから保存してください。
Google Playの画像はランチャー用リソースとは別
ストア掲載画像とアプリ内部のアイコンは用途が異なります。Google Playは現在、512 × 512、32ビット、sRGBのPNG、最大1024 KBを指定しています。ストア側でマスクと影を適用するので、角丸の外形や外側の影を加えない完全な四角画像を準備します。
出力先はAndroid/play_store_512.pngです。Android/res/のリソースを置き換えるファイルではありません。ブラウザーで保存できても、Play Consoleの受け入れが確認できたことにはなりません。
共通にできるものと、分けるもの
| 判断 | iOS | Android |
|---|---|---|
| ブランドのシンボル | 共通にできる | 共通にできる |
| 元画像の背景 | 全面を埋める不透明な四角画像 | 独立した背景レイヤー |
| 主役の図柄 | 四角画像の一部 | 透明な前景が適している |
| 形の確認 | iOSのシステムマスク | 複数のランチャーマスク |
| ファイル構成 | AppIcon.appiconsetとContents.json | res/mipmap-*のPNGとXML |
| ストア画像 | カタログのApp Store用画像 | 独立した512 px画像 |
共通のシンボルを決めた後、各プラットフォーム向けの元画像を準備し、App Icon Makerで確認して書き出します。
保存前のチェックリスト
- ホーム画面の大きさでも図柄を確認する。
- iOSの外側の角丸はシステムに任せる。
- Androidの重要な図柄を安全領域に収める。
- Google Play画像を独立した素材として確認する。
- プロジェクトの置き換え前に名前と参照を点検する。
- ビルドして、シミュレーターまたは実機で見る。
シミュレーターへのインストール例
2026年10月2日、書き出したアイコンをiOS 26.5の独立したiPhone 17シミュレーターへインストールしました。アプリが起動し、ホーム画面に元のXYアイコンが表示されました。このプロジェクトと環境を確認した記録であり、実機やApp Store審査の結果ではありません。
2026年10月2日、書き出したリソースを独立したAndroid API 36シミュレーターへインストールしました。アプリが起動し、アプリ一覧にXYアイコンが表示されました。このランチャーとビルドの確認であり、別のマスクや端末は個別に検証してください。
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よくある質問
同じ元画像をiOSとAndroidに使えますか?
中心となるデザインは共有できます。iOS用の不透明な四角画像と、Android用の透明な前景・別背景を残し、それぞれのリソース構成に書き出す方法が実用的です。
元デザインの角を丸める必要はありますか?
ありません。各システムとGoogle Playがマスクを適用します。あらかじめ外形を切り取ると、二重の角丸や余分な余白が生じることがあります。
Google Play画像をアダプティブ前景にできますか?
通常は別素材です。ストア画像は完全な四角で、前景には透明度と安全な余白が必要です。背景は別レイヤーとして準備します。
確認した資料
- Apple:アセットカタログによるアイコン設定
- Apple:Icon Composerでアイコンを作成
- Android Developers:アダプティブアイコン
- Android Developers:Google Playアイコンの仕様
資料確認日:2026年9月20日。ローカルの構成はsrc/lib/icon-forge/zip.ts、テストはsrc/lib/icon-forge/zip.test.tsです。
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